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フリーエンジニアのメリットとデメリット

フリーエンジニアのメリットとデメリット

フリーエンジニアのメリットとデメリット

最終更新日 2024年2月28日 by sticep

フリーエンジニアは、フリーランスのエンジニアのことで会社や特定の団体に属さないので、自由がきいたり比較的自分のペースで仕事を進めやすいメリットがあります。
フリーランスというと、なんでも自由にできそうなイメージがありますが、エンジニアの場合にはクライアントありきですのでオファーがないと収入が得られませんし経費も出すことができません。

フリーランスエンジニアになるために

フリーランスエンジニアになるためには、ある程度会社に属してエンジニアとしての手腕を発揮するための地固めが必要ですし、そこでできた人脈などを使って個人事業主としてスタートする人も多いです。
なぜ、技術者の中でもとりわけIT関係の人は独立する人が多いのかというと、毎年若い人が入社してくる中で経験が増えるだけでなく新しい知識や技術も必要になってきますし、年功序列ではなく成果主義の側面も大きいのがこの業界の特徴と言えます。

年齢を重ねればその分報酬も高くなりますが、会社としては新しい技術やシステムに柔軟に対応できる若手の方が重宝しますし、柔軟性のなくなったベテランは給料が高いので使いにくくなるなどの理由で自然と淘汰されているのが実情です。

もちろん、ベテランとして会社に残って手腕を発揮している人も多いですが一般的にはエンジニアはフリーエンジニアとして独立するケースが多いです。
ですが、ただ会社を退職しただけでは仕事がわいてくるわけではありませんので、それなりの目算や目標を持って一つ一つ段取りをしていく必要があります。

独立するのであればある程度の貯蓄が必要

フリーエンジニアは、会社員のように社会保険がありませんしその月の収入の保証もありません。
そのため、独立するのであればある程度の貯蓄が必要ですし事務所を構えずに自宅で仕事をするにしても、それなりに機材を購入したり準備にコストがかかります。

エンジニアとして独立するためには、ある程度の経験や知識も必要ですし人とのつながりも重要です。
もちろん、お世話になった会社の顧客を横取りするようなことはよくありませんが、人と人とのつながりを大切にしておくことは在職中から気にかけたいポイントと言えます。

フリーになってから人と人とのつながりを作ろうとしても出会いが少ないですし、そういう場合は仕事が入ってきにくくなります。
同業者の集まりに積極的に参加したり、エージェントを利用するといった方法もありますがリアルな人間関係を大切にしておくに越したことはないためです。

逆に低収入になってしまう可能性も・・・

フリーエンジニアはだれでもなることができる反面、そこで活躍できるかどうかも自分次第でしかありません。
年収を比較すると、高収入を得られる可能性が高いのも会社に所属していないフリーのエンジニアですが、逆に低収入になってしまう可能性もあります。

営業活動が苦手なら、エージェントを利用して営業活動を代行してもらうのも一つの方法ですし、クラウドソーシングのサービスを利用して、クライアント確保に力を注ぐことも重要です。
大きな団体に属している時には気づかなかったようなことは、一人ですべてをこなさなくてはならなくなったときに気が付きます。

備品一つを購入するのも結局は事務員ではなく自分が行うことになりますし、営業から実務から連絡作業まですべて一人でこなすため、一日中仕事に追われていると感じることもあるかもしれません。
その代わり、自分のやったことが良い意味でも悪い意味でも還元されやすいのもこうしたスタイルの良いところです。

1000万円以上稼ぐこともやり方によっては難しくない

大きな企業に属していたのではあまり得られないような経験や還元がされるのも、フリーエンジニアの魅力と言えます。
実際、このままでは稼げないと感じてフリーに転身する人も多いのがエンジニアの業界です。
そのくらい、年齢を重ねてもあまり給料は上がりませんし、平均給与は400万円台から500万円台がボリュームゾーンです。

大企業に属していても、エンジニアの場合には年齢が上がってもそこまで収入を上げることは難しく、会社員の場合には1000万円以上もらっている人はかなり少ないです。
しかし、フリーランスの場合には1000万円以上稼ぐこともやり方によっては難しくありませんし、年齢が上がるほどスキルを上げる努力をしている人も多いので若い人に年収で引けを取りにくい業種です。

もちろん、人脈を広げたりスキルアップのための努力は常にしておく必要がありますし、エージェントを適宜利用しながら割の良い仕事や自分にとってチャレンジと思えるような難易度のものに挑戦していく必要もあります。
やりがいがあるだけでなく、技術力次第では収入にも伸びしろがある業界ですのでエンジニアをしていて独立を考えている方は、向き不向きはありますが考えておいて損はありません。

まとめ

安定が収入よりも大事な人には向いていませんが、会社員よりも稼ぎたい方や上昇志向がある方には最適ですので、エージェントに登録するなどして案件をチェックしてみるのも一つの方法です。

 

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