伊勢神宮の特徴と出かけるときのポイント
最終更新日 2024年11月20日 by sticep
「伊勢神宮にお参りに行きたい」
「伊勢神宮近辺の観光スポットを知りたい」
「神社本庁の歴史が気になる」
伊勢市への旅行に出かける場合には伊勢神宮を訪れるのが良いかも知れません。
お伊勢さんとも呼ばれて親しまれているこの神宮には内宮と外宮の2つがあり、内宮には天照大御神がまつられています。
そして外宮には、天照大御神の食事を司るとされる豊受大御神がまつられているのが特徴です。
【参考】神社本庁とは?役割や取り組みについて調査
・・・神社本庁とは
全国各地から多くの人が参拝に訪れる伊勢神宮
この神社に多くの人が訪れるのは、なんといっても初詣の頃です。
年末から年始にかけての時期は、全国各地から多くの人が参拝に訪れていますので大変賑わいます。
しかし賑わいのある雰囲気もまた、日本のお正月らしさを感じることのできるポイントといえます。
特別な年始年末を過ごしたいと考える場合には、初詣に出かけてみるのもよいかもしれません。
秋もまた人気のある時期で、美しい紅葉を眺めながら歩くことが出来るのも魅力です。
色づいた木々の葉を鑑賞しつつ心静かなひと時を過ごすことが出来るでしょう。
紅葉の見物を兼ねて、秋に訪れるのもまたおすすめです。
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総氏神である天照大御神がまつられている
このような旅行にも人気の伊勢神宮は、なぜそれほどまでに多くの人の心を掴んでいるのかという疑問を持つ人もいるかも知れません。
他の様々な神社と異なるこの神宮ならではの特徴といえば、日本人にとっての総氏神である天照大御神がまつられているということが挙げられるでしょう。
さまざまな日本神話の神々の中でも、尊いといわれているところなので特別な存在ととらえられています。
さらに内宮には三種の神器のひとつである「八咫鏡」がご神体となっているのも特徴です。
この神宮がつくられたのはおよそ2千年前頃のことでした。
古代日本の皇族であった倭姫命が、天照大御神のお告げを聞いて五十鈴川の近くに内宮を建てたことから始まっているといわれています。
お参りする際のポイント
お参りするときには、基本的に外宮である豊受大神宮からスタートし、そして内宮の皇大神宮に向かうのが良いとされています。
初めての場合にはこうしたルートを押さえて出かけると、荘厳な雰囲気の感じられる中で気持ちよく参拝をすることができるかも知れません。
一般的にすべての拝殿を参拝すると、1時間半から2時間くらいの時間がかかるといわれています。
とはいえ他の参拝客の数によっては、より時間がかかったり早く回れたりすることもあるようです。
参拝は朝の5時から可能なので、朝早く出かけるのも良いでしょう。
清々しい朝の空気の中で参拝をすることができるのが魅力です。
また朝早い時間帯は参拝客が少ないのもメリットです。
四季折々の自然の風景も魅力
また四季折々の自然の風景も魅力となっています。
例えば春には内宮の入り口辺りの桜が、見どころの1つとなります。
この桜は毎年、3月の下旬から4月の上旬頃が見ごろとなっているようです。
宇治橋と桜の趣きある様子に、目的地に着いたという実感を得られることも少なくありません。
また先にも紹介していた通り、秋は紅葉が見どころでもあります。
特に11月の下旬から12月の上旬ごろは紅葉が美しい季節となっています。
五十鈴川の辺りの風景は一見の価値があるでしょう。
お土産としてお守りを手に入れておく
参拝に訪れたときには、お土産としてお守りを手に入れておくのもよいかもしれません。
いくつもの種類がありますので、自分の願い事に適しているものを選ぶのもおすすめです。
最も定番の御守は健康や幸せを願うものとなっています。
ほかに交通安全や開運それから厄除けなどのお守りもあります。
学生や受験生の場合には学業に対応している御守が良いかも知れません。
人気のスポットの「おかげ横丁」
旅行で伊勢神宮に出かける際に人気のスポットの1つには、「おかげ横丁」があります。
これは内宮の門前町に誕生した横丁で、江戸時代から明治頃までの雰囲気が感じられるような一角となっています。
まるでタイムトリップをしてきたかのような趣きがある街並みが並んでいて、お伊勢参りの際の旅行の楽しみをパワーアップさせてくれる可能性がある場所です。
食事処や食べ歩きの店があるので、ここで腹ごしらえをするのも良いかも知れません。
また土産物店などもあるため利用する観光客も多くいます。
伊勢神宮に出かける際の注意点
伊勢神宮に出かける際には注意しておきたい事もあります。
その1つには橋の中央を歩かないということです。
橋の中ほどは神様が通る道なので、開けておくという習わしがあります。
また手水舎に着いたら、手と口を清めておくことをおすすめします。
それから参拝方法も知っておいた方が良いかも知れません。
参拝するときには、二拝・二拍手・一拝が基本となります。
これらは一応、出かける前にはチェックしておくと良いかも知れません。
伊勢神宮に公共の交通機関を利用して訪れる場合には、「伊勢市駅」が最寄りの鉄道駅となります。
この駅からは歩いて5分ほどで到着する距離にありますので、鉄道と徒歩で訪れる場合にもそれ程負担にはならないでしょう。
まとめ
車で訪れる場合には周辺地域にある駐車場の利用が便利です。
周辺には神宮を訪れる人に適した、市営駐車場もありますので利用すると良いかも知れません。
一般的にお昼の時間帯は駐車場が混雑しがちです。