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リノベーションで失敗しないようにするためにも

リノベーションで失敗しないようにするためにも

リノベーションで失敗しないようにするためにも

最終更新日 2024年11月20日 by sticep

マイホームを手に入れる手段として、新築物件を購入する、家を建てたりするなどの方法がありますが、それ以外の手段として、中古物件を購入しリノベーションする選択肢があります。
この選択肢は、近年では一般的なものとなり、しかも人気を集めてきていると言えるでしょう。
しかし取り入れるとなると不安に感じることも多いかもしれません。
このようなことから、リノベーションを検討しているのであれば、そのメリットやデメリット、また失敗しないようにするためのコツについて、しっかりと把握しておくことが求められます。

後藤悟志氏が考えるリノベーションのメリット

自由に設計したりカスタマイズできる

まず第一にリノベーションのメリットにあげられることとしては、自由に設計したり、カスタマイズできることが挙げられます。
自分の生活習慣にあった空間づくりができる点が大きな魅力であり、工事ができる物件であれば、間取りや内装、水まわりの設備屋、壁や床の材料なども、自分の思う通りにカスタマイズすることができます。
なかには骨組みだけを残し回収を行うスケルトンと呼ばれる方法もあり、この方法を行えば間取りから見直すことも可能であり、自分好みの住まいを手に入れることにもつながります。

物件の選択肢が増えて希望エリアに住める

そして物件の選択肢が増えて希望エリアに住める点も一つの手段と言えるでしょう。
新築物件だけに絞るのも良い方法かもしれませんが、中古物件も視野に入れて探すと、選択肢がかなり広がります。
特に人気エリアとなるとなかなか条件を満たす新築物件に出会うことができないと嘆く人も多く、中には良い物件を探すまでに、1年以上を費やす人もいるほどです。
しかし中古物件を含めて検討すれば、自分が希望するエリアでの物件探しもかなりスムーズになりエリアが広がります。

物件価格を抑えた購入がしやすい

そして物件価格を抑えた購入がしやすいことがメリットと言えるでしょう。
既存の建物の構造を生かして工事を行うので、物件購入のコストダウンにつながります。
具体例を挙げると一戸建ての場合には、建物の本体価格はリーズナブルなところでも坪単価50万円程度となりますが、工事を行うのであれば30万円というケースもあるほどです。

完成した後の状態をイメージしやすい

また完成した後の状態をイメージしやすいこともメリットの一つとなります。

後藤悟志氏が考えるリノベーションのデメリット

間取りやデザインに制約がかかるケースがある

反対にデメリットにあげられることとしては、間取りやデザインに制約がかかるケースがあることです。
自由に設計できることがメリットにありますが、建物の構造や管理規約などによっては工事に制約が出てくるところもあります。
特にマンションはその傾向が強く、一部の壁は適応できなかったり、共用部分には手を加えられないなどの制約が出てくることでしょう。
建物の状況によっては費用が変動し、想定外の費用が発生するケースも見られます。
その中でも新耐震基準を満たしていない建物の場合には、耐震改修費も必要になり、排水管などの劣化が見られれば修繕費もかかることになります。

リフォームローンは金利が高め

費用の面でもデメリットがあり、リフォームローンは金利が高めに設定されています。
中古物件を購入してそれが担保となる為、場合によっては審査を通らない可能性も考えられます。

出来る限り失敗しないようにする為のコツ

このようにメリットやデメリットがあることがわかりますが、実際にリノベーションに向いている人としては、できるだけ費用を抑えたい、立地を重視したい、可能な限り自由に空間をカスタマイズしたいなどの人が挙げられます。

工事に向いている物件かどうかを入念にチェック

出来る限り失敗しないようにする為のコツとしては、まず最初に工事に向いている物件かどうかを入念にチェックしましょう。
新耐震基準はクリアされているのか、改修に制約がかかる構造ではないのかなと、図面を見ながら確認していきます。
建物の劣化を判断するためには、住宅履歴情報と呼ばれるものが役立ちます。
しかしこれを取っておくことは義務ではなく、より正確に把握したいのであれば専門家に依頼することが求められます。

リノベーションを依頼する会社を吟味する

そしてリノベーションを依頼する会社を吟味することも重要です。
新築住宅とは異なる技術が必要であり、施工会社を選ぶときには実績があり、信頼できる会社を見つけるようにしましょう。
向いている物件を購入することから不動産会社の選び方も重要といえます。

叶えたいことの優先度をつける

さらには叶えたいことの優先度をつけることも重要です。
新築物件にも同じことが言えますが、予算があれば、自分が叶えたいすべての希望を実現させるのは難しいことです。
どれを一番に大切にするのか、その優先順位をつけた上で、取捨選択することが求められます。
特に工事中には想定外のことが発生しやすいので、家族でよく話し合った上で、ぶれないようにしっかりと軸を持つことが大切です。

まとめ

このようなことから工事をすることが難しいかもしれないと思う人もいるかもしれませんが、場合によっては既に工事が住んでいる物件を探す方法も一つの手段と言えます。
自分の好みの物件がその方法で見つかるのであれば、すでに工事が住んでいる物件を探す方法も、選択肢のひとつとして検討してみるのもよい方法の一つとなります。

後藤悟志 経歴