矯正歯科の必要性やタイミングについて
最終更新日 2024年11月20日 by sticep
歯並びが悪いのに放っている人は、できるだけ早く矯正歯科を受診したほうが良いでしょう。
まだ10代や20代前半で若い場合、今は問題なくても後からいろいろと問題が発生するかもしれません。
どのようなデメリットがあるのか知っていると、早期の受診が大切であることを理解できるでしょう。
参考：立川 矯正歯科
見た目が良くない
最も分かりやすいデメリットは見た目が良くないことです。
いくら目や鼻などのパーツが整っていても、口の印象が悪いと全体的なイメージダウンにつながります。
口の印象には形や大きさも関係しますが、やはり最も比重が大きいのは歯の状態です。
そのため、近年になってホワイトニングの施術を受ける人が急増しています。
ただし、色だけ白くしても形が良くなければ意味がないので注意してください。
歯の並びが劣悪であれば、白すぎるとギャップによって滑稽に感じられるケースもあります。
そのため、まずはきれいな歯並びを実現することが非常に大事です。
この見た目に関する問題は、恋愛だけでなく就職や仕事にも関係してきます。
普通と異なる形状に違和感を覚えると、それを他の評価にまで関連付けてしまうことが一般的だからです。
たとえば仕事が優秀と聞かされても、髪の毛や服装がだらしなくて不衛生に見えるなら、一緒に働きたいと思ってくれる人は少ないでしょう。
それは汚いことへの嫌悪感もさることながら、他の人と同調できないことへの不信感によるものです。
見た目すら他の人と同じように整えられないなら、コミュニケーションなど他の面においても困りそうだと思われてしまいます。
歯並びに関しても同様で、普通のラインを大きく外れていると、他の面でも劣っているというイメージを持たれる場合があるのです。
これは一歩間違えれば差別にもつながる理論ですが、あえて損を被る立場にいる必要はありません。
しっかり治しておけば、そのようなリスクを心配しなくて良くなります。
健康上の理由
2つ目の問題として健康上の理由が挙げられます。
上に不衛生な人の例を挙げましたが、実は他人事はではないので気を付けましょう。
歯並びが悪いと口内環境が汚くなってしまう可能性があるからです。
歯並びが悪いと、歯同士の隙間が一般の人よりも大きくなってしまいます。
そうなると、食べたものがそこに残りやすいので、必然的に虫歯になる危険性も高まります。
虫歯になる前でも、溜まった食べカスのせいで口臭が強くなることも多いです。
歯ブラシが届かない部分が多く、いったん挟まったらなかなか取れません。
歯間ブラシなどのアイテムを使用するという手もありますが、あまりに並びがいびつだと、それらも上手く使えないことがあるのです。
そのため、慢性的な虫歯や口臭に悩まされることを覚悟しておく必要があります。
この不安を解消したい場合もやはり歯科矯正を頼ることが正解です。
さらに、虫歯になることが多いと、時間やお金も浪費することになってしまいます。
早く治したほうが人生を有意義に過ごせるということです。
近年は透明のマウスピースを用いる歯科が増えている
矯正を受けるなら、具体的な方法を確認することも重要です。
昔は金属で作られた器具を長期にわたって装着するのが一般的でした。
しかし、この方法は年頃の若者には耐え難いものがあり、やむを得ず矯正を見送るケースも多かったのが実情です。
これに対して、近年は透明のマウスピースを用いる歯科が増えてきました。
薄いので近づかないと分かりませんし、近づいて大きな違和感を招くわけでもありません。
矯正中でも人前で笑顔になれることが嬉しいポイントです。
取り外しも比較的スムーズにできるうえに、使い捨てが基本となっています。
そのため、器具と歯の間に挟まった食べカスが取れないような問題も発生しにくいです。
つまり衛生面も優れていますし、食事の制限もほとんどありません。
ワイヤーを使用しないため、口内に傷がつきにくいこともメリットとなっています。
マウスピース矯正のデメリット
ただし、そのようなマウスピースにはデメリットも存在するので覚えておきましょう。
付け外しが可能でも装着時間はとても長く、普通は食事と歯磨きを除いて1日中付けています。
自分で外せるからこそ、その状態に不満を感じやすいかもしれません。
また、歯並びが極端に悪い場合、この方法だけでは対処しきれないケースもあります。
診断の結果、手術や金具の器具を用いる従来の方法を勧められる場合もあるでしょう。
いくらマウスピースを使う方法が良くても、基本的には歯科医の指示に従うしかありません。
ただし、たとえどんな方針でも実施するタイミングとして現状は適しています。
なぜなら、感染予防のためにマスクを付けることが当たり前になっているからです。
歯並びに関係なく、ほとんどの人がマスクで口元を覆っている状況です。
そのため、金具の器具を使って矯正していても、親密な人以外に気付かれることはないでしょう。
まとめ
世間的にマスクを外せる状況になるまでに終わらせてしまうのが得策です。
ただし、受診にあたり感染予防を心がけることを忘れてはいけません。
