初心者必見!麻雀のルールを分かりやすく解説
最終更新日 2024年12月27日 by sticep
麻雀が楽しそうだけれども、ルールがいまいちよく分からないので、できるだけ初心者にも分かりやすいように解説したものがないかと探している人がいるかもしれません。
初心者の人にまず覚えて欲しい麻雀のルールとしては、確かに同一の牌を3つの組か、同種の牌で3つの数字の順になっている組を作ることが目的だということに加えて、とにかく何らかの役がないと上がれないということです。
同一牌3つか、同種牌で数字順に3つというのは初心者でもごく簡単に分かるでしょうが、問題は役です。
いくら3つずつきちんと揃えることができたとしても、役がないと上がれないというのをまずは押さえておいて下さい。
ということで、初心者が麻雀を一通り楽しめるようになるためには、何をおいてもまずどんな役があるのか、どうすれば役を作ることができて、上がることが可能になるのかを覚えることと同義と言って差し支えありません。
ですが、ここでいきなり全ての役を覚えようとするのには無理があります。
役の種類は多いですし、中にはそれこそプロであっても今までに一度も作ったことのない役もあるかもしれないくらいで、そんなものまで無理して覚えることにほとんど意味はありません。
まずは簡単な役、作りやすい役、初心者でも実際に目指しやすい役を重点的に覚えていくことで十分です。
他の役は、それらの役のことをしっかりと理解してからでも遅くはありません。
そこで、ルールを分かりやすく解説することは、初心者向けの役を説明することとも言えるでしょう。
そのような役には何があるのでしょうか。
最も作りやすい役ではないかもしれませんが最も基本的と言えるものは、面前自摸という役です。
初心者にとっては読み方さえ難しいかもしれませんが、メンゼンツモと読みます。
このうち、ツモというのはおそらく知っているでしょう。
他人の捨てた牌をもらって上がるのではなく、自分で引いてきた牌で上がることです。
ただ、最終的に自分で引いてきた牌で上がりさえすれば役になるかというとそうではありません。
メンゼンであることが必要なのです。
これは、そのゲーム中には一度も他人の捨てた牌をもらわないという条件です。
一度も他人の捨てた牌をもらうことなく、かつ最終的には自分の引いてきた牌で上がることができれば、それだけで役になるということであり、3つずつの牌の組がどういうものであるかは全く問わないということでもあります。
続いて初心者にも分かりやすい役としては立直が挙げられるでしょう。
これはリーチと読み、おそらくこれも馴染みのある用語のはずです。
あと一つ適切な牌が来れば上がりという状態でリーチをかけるものと初心者は思い込んでいるかもしれませんが、実はその理解は微妙に違っており、リーチも役の一種なのです。
これは、その時点まで他人の捨てた牌を一つももらうことなくあと一つという状態までもってきた場合にのみかけることができ、役になります。
先ほど説明したとおり、面前自摸というのは最初から最後まで自力で引いてきた牌のみが使えます。
もし、あと一つ良い牌があれば上がれるというときに、その牌が自力ではなく他人から捨てられたとすればどうでしょうか。
即座に上がりだと喜んではいけません。
他人から捨てられた牌をもらっては、面前自摸の役はありません。
もちろんここで何か他の役ができていれば良いのですが、もし何の役もなければせっかくの牌が捨てられても上がることはできないのです。
ところがもし、予めリーチをかけていればどうでしょう。
リーチをかけているということは、即ち立直という役を作っていることになるのです。
ですから、立直以外の役が無く他人の捨てた牌であっても堂々と上がることができます。
もちろん、もし自前で上がり牌を引いてくれば、立直と面前自摸という二つの役を作ったことになります。
このように基本的で簡単な役を覚えていくことが大事なのです。